アイキャッチ画像:京都本屋大賞
「京都本大賞」とは
過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、もっとも地元の人々に読んで欲しいと思う小説を決める賞です。
また2014年からは、地元の書店員が自信を持っておすすめする初めて京都を観光される方にお役立ていただける「ガイド本大賞」京都のコアファン向けの「リピーター賞」を新たに創設いたしました。
引用:大垣書店HPより
2018第6回京都本大賞は原田マハ『異邦人(いりびと)』に決定!
原田マハ『異邦人(いりびと)』
「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。
たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々(うつうつ)とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが……。
受賞作のほか、以下の2作が最終候補作としてノミネートされていました。
『ブラックオアホワイト』著者:浅田次郎
「どうぞお試しくださいませ。ブラック・オア・ホワイト?」スイスの湖畔のホテルで、バトラーが差し出した二つの枕。パラオ、ジャイプール、北京、そして京都。エリート商社マンに人生の転機が訪れる度に、黒と白の枕が現れる。悪夢、それとも美しい夢。それは、実現しなかった人生の一部分なのか。
『雪の香り』 著者:塩田武士
2012年京都、新聞記者の風間恭平は、馴染みの刑事からある横領事件のメモ書きを見せられ、驚愕する。北瀬雪乃―― 十二年前、大学生だった風間のもとに転がり込み、ある日ふと姿を消した最愛の人の名が、そこに記されていたのだ。そしてその雪乃はその数カ月前、再び恭平のもとに戻っていた……。
2000年、二人の愛と笑いに満ちた日々と、2012年、事件の真相を追う恭平の視点が絡み合うように進む中、警察や事件関係者との虚々実々の駆け引きの中で明らかになる、哀しき真相とは?
まとめ
京都好きな人はもちろん、そうでない人も、作品が気になった方はぜひ手にとってみてください。
読了後、観光などで小説の舞台となったところへ訪れてみるのも楽しいかもしれませんね♪