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今年のノーベル医学生理学賞に選ばれた京都大高等研究院特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(76)が一般向けに出版している2冊の著書が脚光を浴びている。もともと発行部数が少なかったこともあり、全国の書店で売り切れが続出。出版社は急きょ重版を決めており、今月中旬には店頭に並ぶ見込みだ。
このうち講談社ブルーバックスの「ゲノムが語る生命像」(1015円)は2013年の初版から第4刷まで計約1万5000部発行された。講談社は全国の書店の問い合わせを受け、2万部の重版を決定。授賞理由となった、がん免疫療法につながるたんぱく質「PD-1」を紹介する関連書籍2冊についても増刷する。「自然科学関係の新書でこれだけの需要は珍しい」(担当者)という。
もう1冊は岩波書店の「いのちとは何か 幸福・ゲノム・病」)。09年に数千部発行されただけで、通販サイト「アマゾン」では3日、新品に約1万円の値が付いた。反響の大きさに岩波書店も5000部前後の重版を決め、新しい帯の準備などに追われている。
受賞決定を受け、京大の吉田南総合図書館(京都市左京区)は、本庶さんの著書・監修本を集めた特別コーナーを設置。3日は学生に交じり、市民も訪れた。
一方、京都市中心部の大型書店「丸善」ではいずれも2日までに売り切れた。在庫の問い合わせが多いため、新たに入荷し次第、関連書籍と合わせ特別コーナーを設置する予定。担当者は「今年はノーベル文学賞がないので油断していた」と苦笑いだった。
引用:yahoo!ニュース
「いのちとは何か 幸福・ゲノム・病」(2052円)がamazonで約1万円の値が付いたって、それだけ反響があれば出版社も重版するのもわかりますね。
本庶佑特別教授・ノーベル医学生理学賞受賞会見
さいごに
ボブ・ディランのときも特別コーナーができていましたが、さっそく本庶先生のコーナーもできるだけにとどまらず、バカ売れしてるみたいです。